
7月の朝は朝顔から始まります。

埴生神社 朝顔ほおずき市


ほおずきも色づいています。

早朝の成田山の境内を流れる風も、間違いなく夏の風です。
それは、そよとも吹かぬ凪のようで、
それでもかすかに動く風。
風がじわりとまとわりつく7月の朝。

東参道保目神社付近


ムクドリも涼を求めて寺台の林と根木名川を往復しています。

寺台城址への山道で
羽黒トンボが蝶のような羽ばたきで飛んでいます。

寺台河岸付近
蝶も忙しく蜜を求めて飛び回ります。



成田公民館
ツバメは巣離れの時を迎えています。
親鳥は巣の周りを飛び回るだけで、子ツバメには近づきません。
軽快な身のこなしで飛ぶ親ツバメの、羽根が切る風の音が聞こえそうな気がします。
焦る子ツバメはだんだん身を乗り出し巣から落ちそうです。
明日にはこの巣から子ツバメの姿は消えていることでしょう。

ゴーヤも実を付け始めました。
生い茂る葉の作る日陰には、涼しい風が流れます。

強い日差しが射すまでのはかない命ですが、
7月の風が吹く場所には朝顔が似合います。